総選挙結果

http://www.sankei.co.jp/databox/election2005/
結果としては出口調査と大きく異なることもなく、自民大勝。
自民党のみで過半数を占め、しかも絶対安定多数であるので、自民党としては満足できる結果だと言えますが、公明党という寄生虫の如き集団が未だ日本政治の第一線で貼り付いているのは変わらないわけです…
これだけの安定多数であれば自民党公明党を切り離すことは可能と思われるかもしれませんが、自民党参院単独過半数を超えていないことを考えると、今すぐ決別したとしても法案が通らなくなるので次の参院選挙まではとりあえず待たなければなりません。また、造反議員郵政民営化反対議員が全て合流したとしても、参院で否決されて衆院に戻ってきた場合に必要な「3分の2」の議席である320議席は確保できないので、やはり決別は不可能であると言わざるを得ません。さらに考えれば、今回当選した議員の中には公明党および創価学会の応援があってこそ当選した議員が多いという背景があるわけで、決別をするにはそういった議員たちの不安も取り除かなければならないので、難しい問題です。
こうして考えると、公明党および創価学会というのは本当に厄介な集団であり、利用はしても味方にはしたくないと思っていても、どうしようもなく離れられなくなってしまうという現実があるのでして…
もし自民党公明党を切り離したとしても、結局はまた民主党などに貼り付くのでしょうし、*1いつまでこのような宗教政党が幅を利かせる状況が続くのかと思うとウンザリするばかりです。
どの政党もこのような宗教政党は相手にしなければ良いのですが、政権のためならばと手を結んでしまうのは仕方がないことだと言えるので、私のような一般の人間にできる積極的な対策が「公明党に投票しない」という消極的な方法くらいしか無いことが、悲しい現実でしょうか。

*1:ほとんど新進党の再現ですね